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2.無暖房住宅は必要か?


私達建築家とって無暖房住宅は究極の建築物と言えます。
日本国内で無暖房住宅と呼べる建築物は現在まだありません。
暖房器具を不要とする地区は、日本では沖縄地区位でしょう。
沖縄でも、真冬は寒い日があると聞きます。


無暖房住宅であれば暖房費は0ですから、経済性、省エネルギー性からも、将来を考えると理想的住宅と言えます。
特に寒冷地での無暖房住宅化は、寒い地区に住む我々には夢の様な住宅です。


これから将来、現在の主流エネルギーである化石燃料は、不足傾向になります。
アジア、アフリカ、中南米の途上国が、アメリカや日本の様な経済大国を目指せば瞬くまに化石燃料は枯渇するでしょう。
現在の使用を続けると、価格の高騰や輸入制限がやがて起き、争奪の為戦争や紛争が多発するでしょう。


そのため、代替エネルギーの移行や新エネルギーの開発が叫ばれています。
しかし、その対応には時間とコストが掛り、主流のエネルギーに成る物は出来ていません。


その様な予測がある現在において、旧体的発想で将来的な人生設計の基盤となる住居や設備投資建
設物(アパート、マンション等)を造る事は、将来ビジョンに合っているでしょうか。
もっと、将来に適した省エネ建築物を造るべきではないでしょうか。


無暖房住宅は、そうした考えの指針になると思います。


各部断熱材の厚さと断熱材同士のミックス、高性能な機械換気と建物気密の関係、窓、ドアの性能とガラス性能、開閉機能精度など、普通住居に装備されている部材のみの質を上げる事で、無暖房住宅を実現させた功績は高く評価されると思います。


細部のノウハウは有りますが、国内で実現する事は十分可能な範囲です。
正しい理論と確実な施工で、無暖房住宅は実現します。


一般ユーザーの手の届く所まで、無暖房住宅は来ています。


 

無暖房住宅の外観


 

無暖房住宅のパンフレット

 

視察時の打合せ:右がハンス・エーク博士

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パッシブハウス・無暖房住宅・外断熱の今川建築設計監理事務所: 2006年08月16日|ページの 先頭へ|